シリーズもの④
今回は生理学と薬理学の教科書について書いていこうかと思います。
ただし、この2つあまり本を読んでいません。したがってそんな参考にならない可能性があります。すいません。
生理学に関してはほんとは本を読むべきでした。読んでください。
以下注意書き
・めちゃくちゃ簡単に書きますのでさわりだけでも読んで確認してみようぐらいの気持ちで以下をお読みください
・自分で手にとった本のみ書いていきます。実際もっといい本が存在する可能性が十二分にありますが、それは自分のサーチ力でなんとかしてください
・どのぐらい読み返したかとかパラメータごとに表現すれば一番いいんでしょうが、そんな能力を持ち合わせていないので、おすすめ度を☆の数で表現します。
・一個人の感想なので、最終的に何を選ぶかはいろいろなサイトを見て検討していただければと思います。
・レビューを書いていますが、僕はそこまでいろんな本を読んでいるわけではありません。読んだ本だけまず書ければと思っています。
以上。確認の上以下お進みください。
生理学
最初に言っておきます。
生理学はメッチャ大事です!
臨床に上がったときに一番勉強しておけばよかったと思うのが多分この生理学です。もしくは解剖学。
公衆衛生関係の医者にでもならない限り医者になった人は仕事を引退するまでこの生理学を根底にすべての病態を考えるはずです。
病態生理となのつくように医学の物事を考える根底にある学問です。
したがって教科書ないしなにかで十分に確認するべきなのですが、僕は教科書をほぼ読んでいません。
理由は2点です。
1.ただ単に生理学の重要性がわかっていなかった
2.講義の先生がわかりやすかった。
2に関しては講義の先生は予備校のようにペンタブを使い、自分もその場で書き込む方式で講義をしていたため、わかりやすかったのがあります(全部の講義そうだったわけではないですが)
しかしながら、今思えばちゃんと教科書を選んで読むべきでした... (良かった講義と悪かった講義とで知識のばらつきが大きかったため)
したがって生理学に関してはこの本がいいんじゃない?というものを挙げていくこととします
まず前提としてこの本
人体の正常構造と機能 改訂第3版
おすすめ度 ☆☆☆☆☆
解剖学で紹介したこの本。
生理学で使えます。というかこれだけもとりあえず対応できるんじゃないかな...
タイトルでいえば機能の部分ですね。文章も読もうと思えば読めるはずですので、とりあえずこの本買ってこれ読んで無理!ってなったらこれより簡単な本を、もっと!っとなったら生理学の本を買えばよいでしょう。
最初はまず手元にある本でなんとかしてみるのが一番いいかも。無駄に教科書買うより、必要になってから買うのがよろしいかと。
ということで、まず簡単な本を二冊紹介します
なんでやねん! 根拠がわかる解剖学・生理学 要点50
おすすめ度 読んでいないため未記入
すいません、これは読んでいないのですがアマゾンで生理学で調べると一番人気のようなので紹介してみました。
導入としてはいいかもしてません。最初にゴロゴロしながら読む本としては。
基礎の勉強を始める際、最初にすぐ講義に入ってしまうと実際特に物理選択の人間はついていけなくなります。
まず前提がないことには次につながりませんので、こういう簡単な本を読んでみるのも一つの手です。あとで作成する免疫学については僕自身こういう本に助けられた部分がありますのでそれを生理学でやってもいいかもね。
新生理学 フルカラー新装版
おすすめ度 ☆☆☆
発生学でめちゃくちゃ押したQシリーズ。
薄い!安い!カラー!は生理学でも健在です。とりあえずさわりだけでもまず確認してみようというときにはこちらを使用しました。
ただ言ってしまえば、それ以上の思い出がこの本にはありません。
もう一度1年生からやり直すならこの本をメインに使うかも。
ただ、アマゾンのレビューを見ると一ページに文章が詰まってなんか読みづらかったとかあったからまずは中身を見てみてね
次、詳細な本2点
生理学テキスト
おすすめ度 ☆☆☆
ガイトン生理学
おすすめ度 ☆☆☆(意欲的な学生のみ)
日本人が書いたお詳しい本が生理学テキスト、生理学の成書系の本がガイトン生理学です。
生理学をガチりたい人は是非読んでほしいしどちらも持っている人は多数見られました。
ただし、個人的意見としては生理学は理解→利用まですることができるようになる必要がある学問と思っています。
したがって、それなりのそんな多くない情報源から理解をし、それをアウトプットできるほうがいい気します・
ので、これらを紹介して最終的に僕がまた勉強するとしたら2パターン
1.人体の正常構造と機能を読む
2.medu4ないし他の予備校講座(基礎も出るらしいし)を最初にみてみる
のどちらかですね。
まずは重要な点、生理学の中でも土台となる部分は必ず覚えなければなりません。
そこを何で考えるか、となると最初から厚い本、先生たちが参考にするような本よりまず身につく方法を考えるべきだと思います。
以上、参考にしてみてください。
薬理学
次、薬理学。
あんまりいい点数がとれなかった記憶があるのでそれを踏まえた上で説明します。
とりあえず言っておきたいのが、何を教科書を選ぶ上で重要視するかということです。
結論として... 薬理学で重要なのはいかにわかりやすく総論が書かれているかです。
薬はもうはっきりいってしまって暗記ゲーになりますのでなんか見やすいやつで覚えればいいかもしれませんが、総論はちゃんと理論だてて理解しないと詰む(でも、そのあとあんまり使う場面ない?濃度依存とかぐらい?)のでまず総論が読みやすそうなものを選んでみましょう。
ということで3点紹介します
薬がみえるシリーズ
おすすめ度 ☆☆☆☆
みんなだいすきみえるシリーズ。
ちょうど勉強した頃が出始めの時期というのもあるのか、みんなこれで勉強しました。
僕も同様にこれを使いましたが、個人的に文章がちゃんと説明してくれるもののほうが良かったので、結果からしていえば別の本に頼るべきだったかなとは思っています。
ちなみに途中のページにある抗菌薬のマンガとアドレナリン受容体のマンガは非常によくできています。そこだけはみんな読んでほしい。
で、そういう意味ではおすすめ度☆☆☆ぐらいなんですが、☆☆☆☆の理由としてはアプリの利便性があります。
アプリだと一般名、商品名、画像まですぐに検索可能です。添付文書も見れます。
薬理学でつかったわけではないですが、ポリクリ中患者の薬がわからないときはまずアプリで検索をかけました。だいたい出てきます。
研修医になったら今日の治療薬にかえるつもりではありますが、ポリクリ中はぜひとも買って損はしないと考えます。
ので、まぁアプリ買ってください。
ちなみに総論にあたるvol.4はまだ出てないみたい。みえるシリーズは教科書として使うものではないと個人的に思ってるから買わないけどね...
NEW薬理学
おすすめ度 ☆☆
これしかなかった....
総論はこれを参考にしましたが、いかんせん文章が読みづらかった印象。
ただ、他に選ぶものがないからこれを選ぶしかない...
という悲しみの教科書です。頑張れば読める気がしますが、あんまり頑張って読んだ記憶もないので個人的には勧めません。
ということで次。
FLASH薬理学
おすすめ度 ちゃんと読んでないので未記載
ネットでの評価は良い、去年出た新しい本。
安いし、だいたい全部載っているよう。イラストも豊富なため次世代の薬理の教科書のファーストチョイスはこれになりそう。
まず見てみてください。見た人は感想教えてくれるとありがたいです。
以上3点。薬理学はあんまりレビュー他のにもまして参考にならないかもね...
薬理の勉強は
まず総論は理解、各論は暗記です。ネットに薬学生向けの覚え方が転がっておりますので、それを参考にしながらQuizletやAnkiで勉強するのがいいかと。
薬の名前はずっと使っていきますのでそういうつもりで勉強してみて。
ということで生理学・薬理学でした・ではまたー
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